オーディオコメンタリー初挑戦!新型コロナウイルスの影響下で出来る事

新型コロナウイルスの感染拡大中です。

どこにも出かけられないので、
散歩くらいは、と思い、近くを散歩しながら、
春のお花をたくさん撮影してリフレッシュさせてもらいました。

 

今は散歩も控えた方が良さそうなほど感染が拡大しているので
家にずーっと引きこもっています、、。

コロナの影響がいろんなところに出てますが、
ライブハウスや映画館も存続が危なくなっているようで、
いろいろな支援やプロジェクトが始まっています。

僕が所属している「独立映画鍋」

全国のミニシアターを救い、多様な映画文化を守るためのプロジェクト#SaveTheCinema

を開始し、緊急支援のための署名を集めたり、

全国のミニシアターをみんなで応援ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金

で支援金の寄付を集めたりしています。

僕はと言いますと、、この状況の中で
たくさんの緊急支援プロジェクトが発足しているので
自分の価値観的にどこが優先順位が高いのか、
切実に感じるのか、
見極めていかなきゃいけないと思っています。
僕の中では映画はもちろん大事ですが、
社会の中で生きる少数者だったり、弱者だったりに
一番に力になりたいと思います。

そして、コロナの影響、、、
「あなたとの距離について」の3月の映画祭は延期で、
初挑戦中のクラウドファンディング
正直行き詰まっています、、。

すでにご支援頂いている皆様には
映画祭レポートがなかなかお届けできずに心苦しいです。

宣伝も、チラシを作って各所に置いてもらおうと思っていましたが、
今は外に出れないし、置けても効果は期待出来ません。
それにこのクラウドファンディングは、映画祭にキャストとともに
参加する事を目的としたものなのですが、
そもそもの映画祭が延期です。今のところ6月に開催される予定では
ありますが、先行きが見えないので、なかなかご支援も
お願いし辛い状況です。

ただ、このクラウドファンディングは3000円からのご支援で
オンラインで視聴して頂けます。
オンライン視聴で
作品を知ってもらう、こういう俳優がいるんだよと知ってもらう。
もともとは作品を通じて、
俳優をたくさんの人に紹介したい、というのが根本の目的ですので、
たくさんの方に応援して頂けたら嬉しいです。

そして、先日、制作の2人でオーディオコメンタリーを
収録しました!

 

初めてやってみました、、オーディオコメンタリー、、。
よくDVDの特典とかでついていたり、
テレビドラマの副音声で流れていたりするやつですが、
しゃべりが苦手な制作の2人!苦労しました。
何かしらしゃべらないと、コンタリーにならないし、
映画はどんどん進んでいっちゃうし、、、。
事前に話す内容とか決めずにぶっつけ本番でした。
シーン毎にちょっとくらい話す事を
決めた方が良かったのかな?^^;
それに、話したい事がたくさんあるシーンと、
そんなにないシーンとあって、分量を映画を見ながら
考えて話さないといけないので大変でした^^;
本当は、キャストのみなさんと
コメンタリーを収録したかったです、、。
コロナが収束したら、、。
ともかく撮影当時の事を思い出しながら話してます。
こちらも、クラウドファンディングのご支援で
視聴頂けますので是非!

クラウドファンディングは6/10まで続きます。
コロナの収束がいつになるのか、わかりませんが、
ご支援頂いた皆さんにはいろいろなお返しが出来るように
考えていきます。
基本的に、このホームページを通じて
いろいろなお返しをアップしていきますので、
6/10以降も引き続きチェックをお願いします!

また、DVDも映画祭の事を考えてスケジュールを立てていましたが、
出来次第順次発送していきますのでお待ちください。

現在は7人の方にご支援頂いております!
本当にありがとうございます。。。

おおぶ映画祭、とよはし映画祭の延期について

皆さん、おはようございます☆ スタッフのダマです。
今回は残念なお知らせです。 以前お伝えしていた、
あなたとの距離についてが上映されます、
『おおぶ映画祭』と『とよはし映画祭』の
延期が発表されました。
詳細はこちら↓

おおぶ映画祭2020
www.obufilmfest.net/
開催日:2020年6月6日、7日

ええじゃないかとよはし映画祭2020
http://etff.jp/
開催日:未定

上記のように『おおぶ映画祭』は6月に延期、
『とよはし映画祭』も日にちは決まっていませんが、
上映の機会は頂けるようです。
「3月に観に行こう」と思って下さっていた方々、
誠に申し訳ありません_(._.)_
日程は変わってしまいましたが、
足を運んで頂けると幸いです。
また新しい情報が入り次第お伝えしますねーm(_ _)m
最後になりましたが、
皆さま、手洗い、うがい等でお身体をご自愛下さいませ。

小田原の映画祭「Seisho Cinema Fes」レポート

「あなたとの距離について」
小田原で行われました、Seisho Cinema Fesで
上映されました。
まずは、映画祭の基本情報から。。
Seisho Cinema Fes 3rd
<長編コンペ作品上映及び授賞式日時>
2020/2/23(日)
場所:小田原コロナワールド
〒256-0813 神奈川県小田原市前川219−4

タイムスケジュール

Aプログラム 10:00〜

1、羊と蜜柑と日曜日 竹中貞人監督
2、ジュリエットとロミオが12人 太田実監督
3、はぐ 坂田航監督 (MV)

Bプログラム 12:45〜

1、テラリウムロッカー 葛里華監督
2、あなたとの距離について 村上祐介監督
3、時計のうた 高橋良多監督 (MV)

Cプログラム 15:10〜

1、フィグリーフ Williy Lau監督 (MV)
2、相対性浪漫飛行 坂田航監督
3、おろかもの 芳賀俊監督・鈴木祥監督

到着したのが11時だったので、
Aプログラムは見れず、、、残念です。

会場は、映画がかなり濃厚に好きなお客様に
来て頂けてるようでした!

まず1日目( 2/22)

Seisho Cinema Fes 3rd 短編部門

グランプリ:「青に間に合う」山崎あかね監督
ベストアクトレス:「海辺の途中」兎丸愛美
ベストアクター:「ストレスフルスイング」伊藤淳二
ベストロケーション賞:「正しいバスの見分けかた」高橋名月監督

心に刺さった作品を記します。
「ファミリーファミリー」
今日見た中で、一番映画的な匂いに感嘆した作品。
最後のピクニックのシーンでの、
お母さんがゆっくり横になってからの部分。
すごすぎる、、。撮影もすごい。
この動くカメラの感じ、、。
ピクニックからの音楽も、前半部分に似合わず?
とても正統派な音楽が流れ始めて、
ピクニックシーンが強化されててすごい。
最後のお兄ちゃんの「はい。はい」
これまたすごい。まさか主演の人が監督とは
思いませんでした。

「one two three」
映画の素晴らしさ「時間」を閉じ込めた作品で
とても心を掴まれました。登場人物みんなが
生き生きと描かれていて、みんな魅力的で可愛い。
主人公がいい表情してました。
自転車のシーンとか、映像的にも美しかったし、
ドラムシーンの爆発と主人公の切ない表情で
涙しました、、。

「ストレスフルスイング」
観客のみなさん、結構笑いが起きてました。
でも僕は切実すぎて、自分ゴトすぎて、
ずっと泣いてました。最後がすごい、、。涙
思い出しただけで涙が出てきます。
売れない自主映画監督が、もう映画を辞めるよ、
というお話です。誰か一人にで良いから
おもしろかったよ、良かったよ、
と言ってもらいたくて、
僕も映画を作ってるんだろうと思います。

「青に間に合う」
猫役の方がとても良かったです。本当に猫に見えた!
僕は動物と生活した事はないけど、
そうじゃなく、感動したのは、
大事な人との別れの事を思ってしまったから。
そういう映画になってました。
そして、、
「青に間に合う」がグランプリをとりました!
なっとくの選出だと思います。
個人的にはこの作品がグランプリになったのが
とても嬉しかったです。
というのは、自主制作映画って、いくつか
作られ方に種類があって、
例えば映像系の学校にいる間の学生作品だったり、
学校を卒業しても、そこでの土台や人脈を活かしての
映画作りが多数を占めていると思ってて。
僕らのように少人数で映像学校の母体などもなく、
映画作りを続けているところって、
そんなに多くないと思うんです。
20代とか30代はじめまではやっていても、
途中で辞めちゃったり、仕事として映像制作してたりで
自主映画はやらなくなったりとか。
でも「青に間に合う」の進化鳩さんは
うちと同じく2人体制で長い間映画作りを
続けてこられているようで、
直接関わりはありませんが、存在を知っていたので、
今回の受賞は自分ごとのように嬉しかったです。
「この映画祭は一味違う!」と興奮したのでした。

動画での映画祭レポート1日目↓

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はじめて大きなスクリーンで観た
「あなたとの距離について」は
僕的には異次元の
上映体験になりました!

とにかく、スクリーンが大きい事で、こんなにも
感じ方が変わるのか!?とびっくりしました。
上映が始まって、内容というより、
その事に感動して涙が出そうになりました。
やっぱり映画は映画館で観るものなんですね、、。
そして、音響設備も良いので、改めて
佐藤リオさんに作ってもらった音楽の素晴らしさを
味わう事が出来ました。
スクリーンが大きいので、エンドロールの文字も
「大き過ぎかも^^;」と思ったり、
顔に寄ってるカットも
「寄り過ぎかも^^;」と思ったり。
スクリーンが大きい事で新たに勉強にもなりました。

同じ枠で上映された「テラリウムロッカー」は
2日目の作品の中で、とても好きで、
印象に残る作品でした。
編集とか観ていて「女性が作ったのかな?」
と思ったらそうでした。
編集に、画面に誠実さを感じる映画でした。
女性の搾取や、今のイシューも含めてありながら
爽やかな作品でした。恋愛物に終えてないとこも好き。僕が植物好きというのもありますが、、^^;

そして、すべての上映が終了。
まる二日間、映画漬けで過ごしました。
とても疲れましたが、勉強になったし、
いろいろな作品を観れて良かったです。

この映画祭はコンペなのですが、、
「あなたとの距離について」は賞を逃しました、、。
凄く悔しいです。
来てくれた2人にも申し訳なく、、。
全部のセレクション観て、僕は
自分の映画が好きだったから、、。
前日の「青に間に合う」の受賞もあり、
一味違う映画祭だと思ってたので、もしかしたら、、
と期待が大きかったのですが、力及ばずです。
しばらく悔しさを引きずりそうです。
来月は愛知2箇所での上映があるので、
これからも引き続き、もっと
「あなたとの距離について」を観てもらえるように
動いていきたいと思います。